トラバース範囲の設定は、機械座標を使いワンタッチで設定可能です。
進化を重ねて完成した革新的なパフォーマンス。

製鉄用圧延ロールを研磨する円筒研削盤の自動研削装置が 3代目に進化し「IRCS」として提供を開始いたします。
サインカーブを機械カムで行っていた初代「KARGS」、NCキャンバリングを実現した2代目「ARGOS」。3代目の「IRCS」は自由曲線機能を強化し、自動芯出し、芯ずれ
補正機能等も充実しました。
Feature of product
製品の特徴

簡単操作
2時間程度の操作説明で、基本機能が全て使える簡単操作です。
簡単プログラム
従来の研削ノウハウを、そのまま数値に置き換えるだけの簡単プログラムです。難しいNC言語を習得する必要がなく、簡単にプログラムを作成いただけます。
低価格
他社NCへの更新と比べ、圧倒的な低価格かつ他社NCと遜色ない高機能を実現します。
数々の高機能を実現
NCキャンバリング、自動芯ずれ補正等、専用NCでしか不可能だった高機能を実現します。
メンテナンス性のUP
お客様で入手可能な汎用製品、汎用部品を使用していますので、メンテナンス性が向上します。
Outline of functions
機能の概要
容易なリミット設定
NCキャンバリング機能
SDメモリーカード内に保存されたキャンバリング曲線データを基にNCカムの制御が可能です。Microsoft® Excel等を使用し、お客様独自のロール形状を作成いただけます。
電流切込み機能
往復台反転時に指令電流(A)まで砥石を切込みます。
量切込み機能
往復台反転時に指令切込み量(μm)まで砥石を切込みます。
トラバース速度オーバーライド設定機能
ロール形状に合わせて任意の区間毎にオーバーライドを設定できます。
形状修正研削で研削効率UP
4種類の形状修正プログラムが実装されています。
勾配切込みを用いた砥石磨耗補正
ロール全長に渡り、指令切込み量まで砥石を勾配切込みさせます。
自動芯ずれ補正
ロールの芯ずれを研削中に自動的に補正します。手動設定の他、直径計測機能と連携した自動設定も可能です。
PID制御を駆使した電流一定制御
往復台トラバースの間指令電流値を維持するよう砥石切込みを前進、後退させます。
相対座標
各サーボ軸毎に相対座標を表示し、任意の座標で“0”クリアできます。
砥石サイクリック
砥石の目詰まり解消のため、砥石回転を周期的に変化させ
ます。
砥石電流他各種モニター機能
砥石電流、指令切込み電流、砥石切込み量、往復台移動量、キャンバリング量をモニター画面にリアルタイムでグラフ
表示します。
往復台退避/復帰
往復台および砥石台を任意の座標に自動的に退避させます。同様に任意の座標に復帰させます。
大容量メモリーによるプログラム管理
100通りものプログラムをコメント付きで保存します。
プログラムの呼び出しも一覧画面から簡単に選択できます。
わかりやすいガイダンス表示
詳細な操作説明をヘルプ画面に表示、さらに、各操作の起動条件を確認できるガイダンスウインドウを表示します。
アラームの発生原因と対応ガイダンスを画面に表示します。
またアラーム発生の履歴を1000件以上記録し、いつでも確認が可能です。
トラバースカウンター
手動研削のトラバース回数をカウンター表示します。
送り目防止機能
サインカーブの下りで送り目が付かないよう、ロールの中央で砥石を寸後退し往復台を早送りさせます。
New features included
新機能の概要
自由に組み立てられる研削プログラム
99工程の範囲でお客様独自の研削プログラムを作成することができます。もちろん難しいNC言語は不要です。
サブプログラム編集
同じパターンのプログラムをサブプログラムとして作成しておけば、研削プログラムより容易に呼び出せるため、より
コンパクトに作成できます。
ロール設定呼び出し
ロール名称、カーブ名称、カーブの大きさ、トラバースの
範囲を60通り記憶可能です。研削プログラムもしくはロール形状設定画面より容易に呼び出しすることができます。
バックグラウンド編集
自動運転中に、別のプログラムを作成・編集することができます。
SVモニター
各サーボの状態(電流(A).(%)/指令速度/モーター回転数)をモニターすることができます。
チャンファ研削能力の拡大
大きなチャンファに対応して任意のパス回数で研削します。キャンバリング曲線データの形状が選択できます。お客様
独自のチャンファ形状をつけることができます。
その他数々の機能が備えられています。
機能の一覧や詳細はパンフレットをご覧ください。
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- 055-983-2531
- info@ymeng.jp
製品に関するパンフレットもご用意しております
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